性的虐待を受けた人のポジティブ・セックス・ガイド
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人気ランキング : 97,915位
定価 : ¥ 2,625
販売元 : 明石書店
発売日 : 2001-10 |
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この人たちにサバイバー(生還者)の称号は与えられない |
なぜか図書館の昆虫コーナーに背表紙反対に刺さっていた。読んでひと言、「・・・治ってないじゃん」。本書のアドバイスは序盤こそまっとうだが、前半のエクササイズから一転 自分たちの不幸を盾に、覚えさせられた性倒錯との闘いを放棄しているばかりか、それ以上の倒錯にさえふける為のエクスキューズ(言い訳)であるとしか思えない。しかしそれでは加害者に白旗を上げているも同然。後半に至ってはギャグか何かのつもりで読まないと、これを鵜呑みにした日には なまじ自分をサバイバーと称し治ったつもりになるだけに、更なる悪化を招くのは目に見えている。
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とってもいい本!読むだけで力があふれてくる。 |
セックスしようとしているサバイバーにも、セックスするつもりがないサバイバーにもお勧め。サバイバーが避けて通りがちな性的な部分の癒しに取り組むきっかけになるよ。
トリガー(虐待を思い出すような引き金)への対処など、詳しい。日本語の本でトリガーへの対応方法が書いてある本をはじめてみました。またサバイバーのアクティングアウトについても少し書いてある。サバイバーに差別的な心理学者や精神医学者はサバイバーがセックスに積極的だと「虐待の再現」だとか「虐待的な関係しか知らないから、かえって虐待的な関係のほうが安心するのだ」とかいうよね。見下してるよ。そんなあほな学者たちのいうことなんか蹴っ飛ばして、なんでサバイバーである自分がそういう行動したのか、自分のことばで語りたいよね。そんなことばを見つけるきっかけになるような本。SM、オナニー、同性愛というような日本語の本にはないようなことも、偏見なくきちんと書いてある。作者のステイシーへインズはジェネレーション5という虐待を5世代でなくそうというユニークなキャンペーンをしている。こちらもごらんあれ。
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性を自分のものとするための一冊 |
上司に連れられて初めて行ったスナックに少し寂しそうな10代のホステスがいた。ところが、彼女の行動にはやけに性を強調する仕草が見受けられることに気づいた。しばらく話した後、そのことを指摘すると彼女が突然泣き出し、彼女の性的な深い傷についてとぎれがちに語り始めた。インセストの犠牲者だったのだ。私はことさら平静を装ったが、動悸は打つし、彼女をまともに見ることはできなかった。彼女には同棲相手がいたが、セックスの後は一人でそのフラッシュバックと格闘し、いつも枕を濡らしているとのことだった。墓場まで持っていく話しをしてくれた彼女がお店をやめるとき、私がプレゼントしたのがこの本だった。しばらくして、「すてきな本をありがとう。がんばる。」とメールがあった。
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すべての女性(又は男性)へ |
タイトルこそ「性的虐待を受けた人の...」とついていますが、本書は幸いにして性的虐待を受けてこなかった人々にもあらゆる性的固定観念や思い込みを払拭してくれるまさに『ポジティブ』なセックスガイドだと感じました。
特に日本女性は無意識に性的なことがらに対して抑圧されてき経緯が多々あると思われますので、本書をきっかけに、自分のセクシャリティを再確認させられると思います。
もちろん、性的虐待、もしくはそれに近い体験をされた方々にも充分に配慮がなされ、癒しはもちろん、性の自己決定権、性の大切さ、素晴らしさを取り戻すきっかけとなる貴重な本だと思います。